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板長修行道 パート19

その後、毎日そば屋と喫茶店のバイトを両立させていた。

そば屋のバイトも 仕事内容のレベルが上がり、そば茹で、天ぷらまで 出来る様に成りました。

そして出前も私が・・・・・・・・!

ある日の事でした。某暴力団事務所より、出前の 依頼が有りました。

オーダーは 海老天とじそば3個。

そばは 女職人のSさんが作り 私が出前に行く事に。

現地に到着し、(ピンポ〜ン)

インターホ−ンからごっつい声!(はぁい!?)

私(毎度〜!〇〇庵でぇ〜す!)

ドアが開き、中を覗きながら蕎麦を渡す。っとその時、私は重大なミスに気付く。(ヤバイ!)

当店は出前の時、天麩羅は別皿に入れて持って行くのだ。

そっ、その海老を忘れたのである!(マジ ヤベー!!)

私は 正直に組員の事務所番らしい人間に伝え 謝った!(スイマセン、海老天忘れてしまいました。)

すっ すると(テンメェ〜!!ふざけんなコラァ〜!天とじ頼んで 天麩羅無かったら、ただのとじそばじゃねーのかっ!?偉い人が来てんだよ〜!どぉ〜すんだコラァ〜!!!??)困った。

言っている事は ゴモットモである。

私は(すいません、急いで 持って来ます)っと言ったのですが、(今から持って来ても 遅いんだよ〜!)

私(全て 作り直しして来ます)

暴力団(時間ねぇ〜んだよ!)

とりあえず 蕎麦はとじそば代金だけ 集金して店に戻る。

店に着くと、暴力団と女将さんが電話で言い合いをしている。

電話を切る女将さん(店潰すぞっ!)と脅かされたみたい。

私は女将さんに謝る。

女将さんは、相手のチンピラの発言にキレた模様。

実は 女将さんの弟さんは 旭川では凄く有名な暴力団の組長なのです。

どうやら女将さんは腹の虫が納まらないらしく、その弟さんに電話して反撃を行った。

(ある意味 抗争である)
少し時間が経ち、暴力団の若い衆が店に来た。

謝罪しに来た様子だ!

しかも 先程まで顔に傷が無かったはずなのに、青たんがついていた。多分旭川から電話が行き、状況が逆転した模様?!

私は責任を感じてしまった。

女将さんが暴力団に攻撃 (あんた、誰にでもあんな事言ってたら、命亡くなるよ〜!!)ブルブルブルブル!

ここの女将さんが ヤバイ事に初めて気付いた。(なんでか?私が働く所は、必ず暴力団が絡む)

ごめんね 暴力団のお兄さん。

私は、この一件以来 忘れ物は全くする事が無くなりました。(暴力団のお兄さん、あなたのお陰で成長出来ました。ありがとうございました)そんな一日でした。

やっとそばのバイトが終わり、私は愛車のGSX−Rに乗り 次のバイト先に向かう。

私が働き始めてから、ゲーム喫茶のウエイトが減り、段々とバイク乗りがたまる様に為りました。

いつも 駐車場には バイクが沢山停まり、私が出勤する時間にはライダー達が集まりだす。

そして、私の特製オリジナルドリンクのオーダーが入る。

これは、私が気まぐれで作るジュースで、いつもヨーグルトがロスるので、ヨーグルトベースで作る物にした。

今で言う、飲むヨーグルト!当時ライダー達には人気のドリンクでした。
350円!

皆の目的はこれだけでは無い。

私が仕事を終えると、毎日の様に 峠を攻めに行く。これが 私の日課なのだ!

いつも だいたいは支笏湖かオコタン、又は朝里か毛無。休前日は浜益やとうまる何かも行きました。

バイト先が澄川だったので、支笏湖が1番多かった。

そんなバトル目的で、沢山のライダーが集まりだして、チームまで創りましたよ。

チーム名 「パブリックロード」イカレタ奴らの集団で40台位は在籍有りましたよ〜!

観た感じはライダーでしたが、皆さん気性は荒く命知らずの峠の暴走族でした。夜の喫茶はこんな感じ〜!

お昼の客層は、病院の患者さんが多かった。

なぜかと言うと、ママは若くて奇麗な方なのですが、実は腎臓が悪く、一日置きに透析をしていた。

その透析患者が沢山来ていた。

たまに、私はお昼にバイトもした事も有り、皆さんともお付き合いはしておりました。

皆さんの共通していた事は、(いくら高くても良いから 美味しい物が食べたい)

なんか16歳の私でしたが、解る気がしました。

その後、皆さんとも仲良く為り、キャンプや花見、旅行等 ライダー達合同で楽しんだり、そば屋にも皆さん来てくれる様になったりしましたよ。

私はたった半年間で、100人以上の方と知り合い、そして社会人の友達や先輩が出来ました。

そんな環境でかなり恵まれておりました。

その後私に、またもや問題が起きるのです。

つづく

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